吹き付けるガラスコーティングについて

吹き付けるガラスコーティングについて

よく塗装にガラスを塗装すると言うページを見たこと御座いませんか?
当店、随分前に、それは、凄いと思い使用した事があります。(もちろんテストです。)お客様には使用しておりません。

しかし、実際は、いかにも高度な事をやっている様に聞こえますが、
コーティング剤自体が、非常に揮発性が高い為、コーティングの定着率が悪く、ほとんどが、揮発してしまいます。

又、人体に非常に悪く、施工時は、防毒マスク着用で施工しなければ、有機溶剤による中毒症状を引き起こします。
その多くは、シラザン系統の物が多く、吹き付けるタイプの物で、有効成分数%~十数%までが限界値で有効成分数%位まではムラになりにくく効果が薄く、十数%位でムラになりやすいが、やっと効果が見られるレベル、何と言っても、有機溶剤特有の悪臭が強烈にきつく、塗装にガラスを塗装し、保護すると言うよりは、塗装面を傷めてしまう事が多いのが現状です。

手塗りと吹き付けどちらでも施工可能な物もあり、吹き付け施工は吹き付けの分液剤が無駄になり、手塗りの場合は、無駄が出にくい性質です。
この手のコーティングは、もう10年以上前から存在しており、塗装に残るのは汚れやすい硬化剤だけが残ってしまい、コーティングとしての効果が薄い事が明らかになっています。
最近はコーティングに限らず環境に優しい事も視野に入れていかなければいけない時代。
そろそろ有機溶剤混じりの揮発性が高い、エアーガンで吹き付ける事ができるほど臭いコーティングは、終わろうとしています。

 

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